Kakumae Ukulele Seriesに待望の新モデルが登場!!!!!!
TOKYOハンドクラフトギターフェス2015にて華々しいデビューを飾ったKakumae Ukulele Series。
T’s Guitarsの技術とアイディアを全力で投入し、有限会社ティーズギターの30周年記念事業としてエンプロイーブランドの側面も持ちながら世に生まれました。
「Kakumae」それはウクレレ界の常識に風穴を開けるスペックを持っていました。
「オクターブ調整を自分でする」という概念をウクレレ界にもたらした画期的な構造を持つブリッジ「00Tune(レレチューン)」や、今までには選択することが不可能であったスケール長で取りそろえた隙間産業的なラインナップ、そして特徴的なデザインを持った抱えやすいボディ、最新のGotoh製UPTペグを標準搭載した仕様は、新しいながらもウクレレらしさを逸脱しないまとまりをもっていました。
これらKakumae Ukulele Seriesのスペックとデザインは、デビュー以来多くのお客さま・お店様に驚き・喜んでいただきました。特に「00Tune」は構造と機能の両面から、驚きとともにプレイヤーと市場に受け入れられました。
またKakumaeは他にはない特殊なウクレレを製作し「それ、必要?」と市場を賑わしました。
ヴィンテージウクレレを意識したデザインを持つ指板とボディトップがフラットなモデル。プレーンなLow-G弦をバランスよく鳴らすためにファンフレット構造を採用したオールカリーコアモデル・・・今となっては懐かしいばかりです。
本日、我々Kakumaeチームは、それらすべての技術とアイデアとお客様の声を 無視した 新モデルを皆さまに発表できることを大変嬉しく思っております。
それでは早速ご覧いただきましょう、2016年4月1日最新モデル『和紙レレ』です!!
現在のクラシックギターの原型となるモダンギターを製作したスペインの製作家アントニオ・デ・トーレス。
彼は「ギターのトップ板こそが楽器の基本性能を決める部分であり音質を左右する」という理論から、サイド・バックがボール紙でできたギターを実験的に製作していることは有名な話です。
我々は偉大な先人の理論を「じゃあ、ピックアップ乗せる前提であれば全面紙で作ってもいけるんじゃね?和紙とか。」と曲解し「和紙レレ」の構想を得ました。
しかし、問題が発生しました。
和紙のみのボディで弦の張力を支えることはできるだろうか?いや不可能だ・・・。
激しく動揺した我々は、その問題を解決すべくウクレレの構造の見直しに着手しました。
多くのサンプルから得られたデータにより、ファンブレイシングやパラレルブレイシングを発展させたまったく新しいブレイシングパターンである”井桁構造(Igeta Bracing)”を開発。紙のボディ構造を支える骨組みを手に入れ、更に井桁の上に和紙を張る「障子製法」までも見事確立し、和紙を使っただけではないより強い和のテイストをウクレレに融合させることに成功しました!!!
その後”井桁構造”の発想はサイドにも影響を及ぼし、ボディ全体がブレイシングのみでできているかのような独創的な構造へと進化しました。
さらに我々は、ボディ材が和紙であることを最大限活かました。
和風のテイストを「行燈」のイメージとしてウクレレにインストールすべく、ボディの内部にに蝋燭の揺らぎを再現したLEDを搭載しました。
その優しい光はプレイヤーの心と体を癒し、より良いウクレレライフを実現することでしょう。
また、ベッドサイドに置いて間接照明として利用したり、廊下に設置してフットライトとしての活躍も期待できます。
Kakumae Ukulele Series New Model「和紙レレ」
Specifications
Scale:Soprano(346mm)
Neck:Mahogany 2P/Color:朱色
Finger board:Ebony/Color:漆黒
Body:和紙 雲竜
Bracing:Igeta Bracing/Mahogany
Bridge:Ebony/Color:漆黒
Nut&saddle:Bone
Finish:Top Lacquered
Body Design:桜
Pickups:Ander Saddle
With LED Light & Hard Case