さあ、側板の話です。
記事ではトップ→バックときて今回サイドですが、実際にはトップ・バックと一緒に材料を用意しておりますので工程も同時並行で進んでおります。
写真↓のフレイムメイプル板はまだまっすぐです。
木材を水で湿らせてあります。それをアイロン(とっても高温)にじゅ~っと押し当てて・・・
ぐいーん!!
くびれのきっついBCを曲げているところですので、とんでもなく曲げます。しかも杢ありはとても割れやすいので、職人の腕の見せ所です。
下の写真はBCの治具で曲がり具合の確認をしているところです。1回の曲げでぼほひったり。
そこからさらに、クイッ・・・
クイクイ・・・
すぽーん!
と、治具(側板の外側の木型)に納めて形を安定させます。
はたから曲げを見ているとこともなげに曲げている風に見えますが、実際に曲げてみると・・・とんでもなく難しいのです(泣
↓写真は工程が進み、ブロックも接着されひと段落したところ。
ひとつ前の治具とは厚みが違いますね。具体的には前の治具より厚みが薄いです。
これは、この後の工程「ライニング接着」と「トップ・バック接着」 のための治具です。
今回は以上です~。
ウクレレ製作の山場の一つ「箱・完☆成」はまた後日。というか来年ですね。
有限会社ティーズギターは下記の期間、冬季休業とさせていただきます。
2015年12月27日から2016年1月4日 迄
大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒、よろしくお願い致します。
では、皆様良いお年を。また来年もよろしくお願い致します。