デニム加工の人気が止まりません。
トランスブルーデニム(TBD)が特に人気なようです。弊社のギターでも人気のカラーですからねっ♪
そんなデニム加工の塗装ですが・・・・
デニム加工は単なる着色じゃないんですっっ!!
特別な工程を経て、完成しているんです。
というお話。
こちらは私が趣味で撮ったブリッジ接着面の写真ですが、お気づきでしょうか?
そうです・・・
接 着 面 に 色 が つ い て い る ん で す !!
「だから何だよ!?」
とお思いでしょうが、普通ギター等楽器の「着色」と言えばシーラー層上に着色をしトップ層とサンドイッチ!しますが、デニム加工はまず木地に直接着色をしています
この着色した面で「デニム具合」を調整します。
具体的には木地着色でトランスブルーを着色した後、シンナーで余計な塗料をふき取り・・・
紙やすりで木地面を色ごと削ります!!
この工程で一気にデニム感が出ます。とても繊細な工程で手間がかかっておりますゴクリ・・・
杢の具合や木自体の個体差によってデニム加工後の色や見え方の具合がびみょ~~~~に違ってきます。もちろん同じ色を使っていますが。
さすが木材、自然の産物です。「着色」という人工的なことを施しているにもかかわらず、己の材としての個性を譲りませんっ!
杢の深さによって、色が良く染み込むところ・浅くしか染み込まないところが分かれ、さらに紙やすりで削ると色の濃淡が染み込み具合に沿って生まれます。
つまり、木地着色からのデニム加工は木の個性や美しい木目を最も生かすことができる塗装なんです!!!!
こうしてデニム加工のKakumae Ukulele Seriesは圧倒的な個性を持って世に生まれ出でるのであった・・・まる。
話が変わりますが、TBDのウクレレが
島村楽器八王子店様
島村楽器松本パルコ店様
に出荷予定です!!
ありがとうございます!!!
続報を、週末の予定を開けて待っていてくださいね~♪
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私の趣味
「デニム加工の接着面と塗装面」
なんあいい・・・