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井上

6弦2コース


多弦です!

そんなKakumaeが誕生しました!

ちょっと前に完成してますが。

さかのぼる事7~8年前になるでしょうか、東京ハンドクラフトギターフェスにて弊社の以前のオリジナルウクレレ(持って回った言い回し(笑))の5弦コンサートをお買い上げいただいたお客様からご連絡をいただき「Kakumaeで6弦作れない?」とオファーをいただきました。メールを読んだときは懐かしいな~と昔を振り返ったものです。

Kakumaeが生まれた直後であればお断りしたかもという内容ですが、ブランド起こしてもう3年経ってるし、最近ロングネックOSとかロングネックPIとかちょっとレギュラー品からはみ出すもの作っているし、多弦に並々ならぬ情熱を持っていらっしゃるお客様ですしということで、もろもろ相談させていただいた上で「やらせてください!!!」となりました。

私たちKakumaeウクレレチームにとっても大変勉強になる面白いオーダーを作らせていただきました。

それではお写真をどうぞ~!

OS-2/6

いかがでしょうか!?

いかにもハワイアンコア!!!な2Aコアボディと、控えめですがキラッと光るアバロンポジションとローゼット、そして最も注目いただきたいのはブリッジです。

超普通!!

Kakumae初の無可動ブリッジですね。つるんとしてます。でも裏通しはKakumaeのサウンドにかかわる部分ですので譲れません。

6弦で00Tuneのシステムは強度的に、スペース的に無理がありました。また、お客様から「シンプルイズベスト」という言葉をいただいておりましたので今回実現しました。あんまり00Tuneには興味なかったのかもっ♪

これはもう今回だけです。いや、多弦だけです。

まだまだこだわりポイントはございます。

写真をご覧の通りヘッドも違いますね。BCヘッドのデザインを少し上方に伸ばして、6弦が自然な配列になるように、またペグ6個の配置はペグボタンが渋滞気味ですのでそれを緩和するために新規の形を起こしています。

さらにこのモデル、OSロングネック(一般的なコンサート)となっております。コンサート6弦というマニアック仕様!テナー6弦じゃないんです!コンサート6弦!!

コンサートで6弦ですと楽器全長における重量バランスが崩れやすいので、ペグはフリクションを採用しております。

最後に、お客様の情熱と、Kakumaeの技術力で「使える6弦コンサート」に仕上がっていることを記載しておきます!!!

今回は、個人オーダーのカスタムモデルとして6弦OSロングネックを製作いたしましたが、お客様より「製品化も考えてつくってYO」とお言葉もいただいておりますので、商品化目指して6弦の仕様をレギュラー化できるように頑張ります。

ただでさえニッチなKakumaeですが、「ニッチ」と言われることに喜びを感じておりますので、ニッチな需要にお応えできるよう、それによって誰かのウクレレライフがより盛り上がっていくよう張り切ってまいります!!

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